予防のための根拠に基づく地域の意思決定 : 「働きかけるコミュニティ(Communities That Care)」に関する2つの事例研究(I 課題研究 地域社会を基盤とする犯罪統制の新動向)
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概要
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非行,薬物乱用や暴力といった問題を効果的に解決するために,機関間の連携による地域社会の取り組みが必要であるとの認識が高まっている.「働きかけるコミュニティ(Communities That Care: CTC)」は,各地域社会が,各々の問題を解決する予防的介入の選択を導く診断的情報として,地域レベルのリスクや保護の因子に関するデータを用いるように活性化するオペレーティング・システムである.CTCにおけるトレーニングと技術援助は,各地域社会に,青少年の諸問題を予防し,健全な発達を促進するための経験に裏打ちされたプランを立案する知識とツールを提供するものである.本論文は,CTCを活用する,都市部の小さな町と中学校といった,大きく異なるコミュニティに関する2つの事例研究を扱った.
- 日本犯罪社会学会の論文
- 2003-10-18
著者
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スミス ブライアン
ワシントン大学(シアトル)社会的発達研究グループ
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アーサー マイケル
ワシントン大学(シアトル)社会的発達研究グループ
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ハラチ トレーシー
ワシントン大学(シアトル)社会的発達研究グループ
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ホーキンス J.
ワシントン大学(シアトル)社会的発達研究グループ
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カタラノ リチャード
ワシントン大学(シアトル)社会的発達研究グループ
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ラファジア アンドレア
ワシントン大学(シアトル)社会的発達研究グループ