英語教育とメディアの接点 : メディアが伝える英語情報の教材化に関する考察

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概要

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社会の情報化が進行する中で、メディアが伝える英語情報を適切に理解する能力の必要性が高まっている。英語教育の枠組みの中で、こういった技能を育成することは、コミュニケーション能力の育成と同等、あるいは将来的にはそれ以上に重要であると考えられる。本稿では、筆者が数年来取り組んできた衛星放送のニュースを取り上げ、英語情報としての質的考察に基づいて、メディア英語の教材としての有効性を示す。さらに、近年急速に普及してきたインターネットとの複合的メディア活用が可能になったことを受けて、この新しいメディアの可能性と問題点を考察する。

著者

東條加寿子
九州女子大学文学部英文学科

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