英語教育とコンピュータ : 新しいパラダイムの形成
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
情報化社会におけるコンピュータの普及は、英語教育の分野にも波及し、教授法の中でコンピュータが盛んに活用されるようになってきた。本稿の目的は、英語教育におけるコンピュータの役割、影響を長期的展望にたって検討することである。まず、1960年代以降、英語教育が関連分野の研究と思考の枠組みを一にして時代と共に変遷した過程をパラダイムの概念を用いて概観する。そして、その変遷の流れの中で、1990年代から顕著になった英語教育へのコンピュータの活用が、語学学習環境や語学学習内容、及びコミュニケーション形態に質的変化をもたらしていることを指摘し、英語教育の新しいパラダイムの形成をもたらしつつあることを論ずる。
- 九州女子大学・九州女子短期大学の論文
著者
関連論文
- 英語教育とメディアの接点 : メディアが伝える英語情報の教材化に関する考察
- 英語教育とコンピュータ : 新しいパラダイムの形成
- 衛星放送のニュースを利用した教材 : 英語リスニング教材としての妥当性の考察
- 衛星放送ニュースを利用した教材 : 大学の英語教材としての妥当性の考察