「公立小・中学校における理科教科書使用状況の実態調査(1)(2)」より
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概要
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道内教員を対象に、理科教科書使用状況について調査したところ、多くの者は、何らかの改善が必要と考え、実行していることがわかった。しかし、特に小学校教員は改善への満足度が低く、そのため、彼らを対象とした「理科授業プラン」が必要となる。仮説実験授業の活用を検討したが、「授業書」だけでの学習は困難であるとわかった。しかし、粒子概念を重視する姿勢は評価でき、その手法を用いた授業プランを試作し実践した。すると小学4年生でも、学年に応じた粒子概念を獲得することが可能だった。
- 日本理科教育学会の論文
- 2005-12-20