Revitalisierung von Minderheitensprachen : die Ainu-Sprache und ihre Zukunft
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
日本の先住民族アイヌの民族語であるアイヌ語が消滅の危機に瀕している。明治以降の日本政府が行なった同化政策においてアイヌはアイヌ語の使用の禁止、民族固有文化の放棄を強制されてきた。1899年明治政府が制定した「北海道旧土人保護法」は民族差別の法律であった。1997年のいわゆる「アイヌ新法」制定により少しは改善されたが、一世紀を越えて日本政府は先住民族の権利を無視し続け、アイヌ差別を続けている。その結果現在アイヌ語を母語とするものはほとんどなく、日常語としてアイヌ語が使用される場もなくなってしまった。しかし、1990年代以降アイヌ語復興の兆しが見えてきている。今北海道では14のアイヌ語教室が開かれ、子供たちがアイヌ語を学習し、アイヌ文化に触れている。しかしアイヌ語の復興には未来があるのか。本論においてはアイヌ語の現状とその復興と維持の可能性を考察した。
- 2005-09-30
著者
関連論文
- Revitalisierung von Minderheitensprachen : die Ainu-Sprache und ihre Zukunft
- ドイツ少数民族ソルブ人と言語政策 : クロストヴィツJurij Chezka中等学校閉鎖問題に寄せて
- ドイツと日本の大学生における「多言語・多文化」に関する意識調査
- Sprachenpolitik der EU : "Mehr Sprachen=mehr Europa"
- Globalisierung und Sprachenpolitik : Schulsprachenpolitik in Japan und Deutschland
- Globalisierung und Sprachenpolitik : Schulsprachenpolitik in Japan und Deutschland