地域におけるモノづくり教育プログラムの評価と改善の試み
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概要
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前プロジェクト2年目に開始された地域児童を対象とした科学実験&モノ作りの活動が,ほぼ月1回のペースで継続実施されてきている。本プロジェクト2004年4月〜2005年12月までの全18回分の取り組み概要をTable1に示す。前プロジェクトと同様に,スタッフは筆者を含む2名である。児童は鹿児島市,日置郡など鹿児島市近郊から参加している。活動は基本的に1回約2時間程度で計画されているが,食べる活動も含めて3時間半程度実施する回もあった。材料実費のみを1回につき1人200円程度を徴集している。実施にあたっては,安全性に十分留意し,子ども全体とスタッフによる相互学習形式を継続してきている。保護者には,子どもの自由な活動を参観し見守ってもらうという方針を基本としているが,調理等の際には手を貸してもらう場面もあった。また前プロジェクトに比べ,今回のプロジェクトでは,とりわけ【(1)実践前】(モノ作り活動プログラムの立案→実施1週間前にハガキによる広報活動→予備実験及び子ども達の認識・反応の予想→【(2)当日】プラン実践とその記録→【(3)実践後】スタッフ間での実践検討会という,一連の実践・評価活動のサイクルを継続し記録を蓄積していけるよう心がけた。
- 鹿児島県立短期大学の論文
- 2006-03-31
著者
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