色相分析ソフトの開発とその応用
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概要
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料理の写真からその栄養価を概算するための基礎技術として,画像から近似する色相を,明度,彩度の幅を持たせて抽出,面積割合を算出する応用ソフトを開発した。開発にあたり,実際の写真がもつ感覚的な明るさと計算値の整合性を考慮し,三原色の最高成分値と最小成分値の平均を明度とした。これにより,画像中の任意の点とその同系色がどのような割合で存在するかを知ることができた。また,画像を構成する各点の色情報から陰影成分を除去,明るさを補正したうえで再構成することにより,色彩の特徴を強調した二色差分画像を定義した。二色差分画像を用いると,色彩の微妙な変化に影響を受けないために,食品材料などの物質的な切り分けが容易になるものと期待された。
- 女子栄養大学の論文
著者
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