整形外科用インプラント開発における医学と工学の共同
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概要
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運動器の機能修復は高齢者人口が増加するわが国においては重要であるが,それらに用いられる整形外科用インプラントの大半は輸入品である.人工関節を例にして,インプラントに用いられる金属材料開発の動向,骨とインプラントを結合するために金属を生体活性化する技術,人工関節において重要視される摩耗粉の発生を抑制する技術の現状を解説した.また,これらの新しい医療材料製品は医療の現場で使用する人と工学的な立場で製品を研究開発する人たちとの共同作業で生まれることを述べた.
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