プールにおける時間遠泳の教育効果に関する検討1
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概要
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大学生の水泳実習において、プールでは25m以上泳げるが、海では泳げなくなる事例が発生した。調査の結果、学校施設へのプール設置、スイミングクラブの増大により、1960年代以降から、水泳環境が、自然の水泳場からプールへと移行していることが示唆された。そこでプールの普及とスイミングクラブによる水泳効果について、競技記録を調査した結果、小学校での水泳授業、課外活動などでの水泳競技力への効果は、1980年頃までは顕著であったが、1980年以降は、スイミングクラブなど社会体育による、トップアスリート養成の時代であることが示唆された。プールが主体の近年の水泳、水遊び環境において、子供たちによる水泳は、泳法、タイム、スピードが中心と考えられるが、遠泳なども重要な水泳であると考える。そこで、プールによる遠泳、浜松市小学校30分間回泳に着目し、学校教育における集団・時間遠泳体験が、児童の成長、発達に及ぼす教育効果と生活習慣、運動意欲の変化を調査し、プールにおける遠泳の教育効果を検証することとした。
- 2006-03-31
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