チオシアン酸鉄(III)錯イオンの吸光度測定を利用するチオシアン酸イオンの一流路循環型フローインジェクション分析法
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概要
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A single-line and circulatory flow-injection method has been developed for the determination of thiocyanate, in which a colored iron (III) thiocyanate complex is formed by reaction of thiocyanate with iron (III) in an acid medium and monitored with a UV/Vis detector. A carrier of 7mM iron (III) nitrate -0.02M perchlorate reaction solution was allowed to flow at a 0.8ml min^<-1> in a reaction tubing (0.5mm I.D.×220cm), and a 50-μ 1 of sample solution containing thiocyanate was injected; thiocyanate was converted into iron (III) thiocyanate complex, and an absorbance for the complex was measured using a UV/Vis detector at 460nm. The effluent from the detector was put back into the carrier (the reaction solution of iron (III)) and was used repeatedly after stirring them. The present FIA system need only one pump which allow the carrier to flow, while a conventional system requires the use two or more pumps in order to flow the carrier and the reaction reagent, respectively. The proposed method is very simpler, cheaper and economic technique for the determination of thiocyanate, because the reaction solution of 7mM iron (III) nitrate in 0.02M perchloric acid is employed in circulation. When height of response peak for thiocyanate vs. concentration was plotted, calibration graph was linear up to 2.0×10^<-5>M with a correlation coefficient of more than 0.999. The detection limit (as S/N=3) was 1.5×10^<-6>M thiocyanate. From 100 replicates for 1.6×10^<-5>M, the method afforded a mean peak-height of 131.2mm with a standard deviation and a relative standard deviation of 1.6mm and 1.2%, respectively.
- 東海大学の論文
- 2006-03-30
著者
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