超音波検査が有用であった急性結腸憩室炎の一例

概要

結腸憩室は欧米では,高齢者の30〜40%の頻度で存在するとされている。一方,本邦においては比較的少ないとされていたが,近年急増傾向にあることが報告されている。これまで本疾患の画像診断には,もっぱら注腸検査が用いられているが,急性期の注腸検査による診断には問題点も多い。今回,我々は,虫垂炎を疑われ受診し,超音波検査によって急性期の結腸憩室炎を診断しえた症例を経験したので報告する。腹部超音波検査は,注腸検査法と比べ上行結腸憩室炎の診断に有用な検査法であり,診断価値の高い検査法であった。

著者

鈴木 忠 群馬大学医学部保健学科
本岡 正彦 群馬大学医学部保健学科検査技術科学専攻
鈴木 忠 酪農学園大学 獣医
鈴木 丹次 医療法人石井会石井病院
本岡 正彦 群馬大学医学部保健学科

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