臨地実習における看護技術経験状況 : 1999年度及び2000年度3年次生の「看護技術の実習経験リスト」からの検討
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概要
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本学では,学生に対し看護への学習意識の動機づけ,及び経験状況の把握を目的とし,平成11年度に「看護技術の実習経験リスト」を作成し,平成11年度及び平成12年度に臨地実習で活用した。今回,「看護技術の実習経験リスト」に記載された学生の自己評価を基に,平成11年度及び12年度の3年次生を対象として,本学の卒業時における看護技術経験状況の実態を調査した。その結果,観察・計測,食事,清潔,排泄など主に生活援助に関わる項目は経験状況が高く,処置,検査時の介助などの項目は未経験である学生が多い傾向であった。また,見学のみ,未経験の学生が多い技術項目は,患者の状態,治療内容が関与するものが多かった。今後,本学の基礎教育における看護技術教育の充実に向けての取り組みが必要であることが示唆された。
- 島根県立看護短期大学の論文
- 2002-03-31
著者
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