デジタル写真システム : デジタルカメラ,ITメディア,将来
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概要
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デジタルカメラを中心とするデジタル写真システム(以下DCSと略称)は,従来の銀塩(フィルム)写真システムを単純に置換したものではない。デジタル化を契機としてカメラを取り巻く利用形態は劇的に変化し,利用技術改革の引き金にもなり得る。これからのマルチメディア/サイバー社会のコンテンツ,パッケージ,双方向通信の需要に応える重要なメディアの一つになり得るものと考えている。小論では,それらの兆候を元にして,今後のDCS(特にデジタルカメラを中心に)利用技術発展について考えてみたい。主要な内容は次の通りである:DCSの概念/DCSの特徴/デジタルカメラの本質/DCS-銀塩写真システムの領域を超える価値/ネットワーク時代での位置付け/DCSの発展動向。【注】JIS-X情報処理用語では, "digital"は「ディジタル」と表記するが,すでに「デジタル」という表現が一般に定着しているので,それに従うことにする。また"memory"のように英文の末尾が〜yで終わる語は「メモリー」のように表記するが,同様の理由で「メモリ」のように長音を省略する。それらの語は,「技術用語」というよりも一般用語として定着しているためである。
- 東京経営短期大学の論文
- 2001-03-31
著者
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