ヒラメParalichthys olivaceusの発育初期における環境ストレスに対する耐性の変化
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概要
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ヒラメの初期発育過程に伴う淡水,高塩分,高水温,およびホルマリン耐性実験を行い,発育に伴う半数致死条件の変化を調べた。各種環境ストレスに対する耐性は孵化後1日齢で最高値を示し,およそ孵化後10日齢までに最低値を示した。この原因として,口や鯉蓋の形成により,各種環境ストレスに対して高い感受性を示すようになったと考えられたが,発育に伴う各種環境ストレス耐性は,異なる変化傾向を示した。
- 2006-03-15
著者
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青海 忠久
福井県立大学海洋生物資源学科
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青海 忠久
福井県立大学生物資源学研究科
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青海 忠久
福井県立大学
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嶋田 幸典
福井県立大学生物資源学研究科
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鹿野 隆人
ウィンザー大学グレートレイクス研究所
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