リソース保存型人工生命システムにおけるディジタル生物の進化
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概要
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本稿では人工生命モデル「ティエラ」を基にした新しい生態シミュレータを提案している.このシステムの特徴はディジタル生物の構成要素となる物質的リソースが保存されている点である.我々は2種類のディジタル生物種を導入して捕食-被捕食の関係をモデル化し,システムの振舞いを観察した.実験では競合する2種の安定した共存関係と適応的な進化が示された.このような種の関係性はシステムの安定性と進化の多様性を生み出すうえで重要な意味を持っていると考えられる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2006-10-15
著者
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鈴木 秀明
Atrネットワーク情報学研究所:(現)情報通信研究機構未来ict研究センター
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松崎 周一
会津大学大学院コンビュータ理工学研究科
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小佐野 峰忠
会津大学大学院コンビュータ理工学研究科
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松崎 周一
会津大学大学院コンビュータ理工学研究科:(現)室蘭工業大学生命ソフトラボラトリー
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