高齢者福祉施設における経営教育(第5報告,自由論題報告,日本経営教育学会第54回全国研究大会)
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概要
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社会福祉法人が経営する高齢者福祉施設の経営は、2000年4月の介護保険制度開始以後、2006年4月の介護保険制度改正、相次ぐ営利企業による有料老人ホーム開設等により、厳しい競争状況にある。施設では、職員のコスト意識を高め、顧客満足やサービスの質の向上を目指す等、一般の営利企業で実施されている経営手法を取り入れて経営改革の努力を続けているが、提供するサービスの内容、法による規制、職員の福祉意識等、営利企業とは異なる特徴があるので、計画通りに改革が進んでいないのが現状である。その一番の原因は、職員に対する経営教育ではないだろうか。施設では全体の経営改革と職員に対する経営教育促進を目指して、ISO9001認証への取組みや人事考課制度の導入などを実施しているが、それらの取組みの効果と問題点について検討し、今後の高齢者福祉施設の経営の一助としたい。
- 日本経営教育学会の論文
- 2006-10-27
著者
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