2.モルタルの乾燥収縮防止剤に関する研究
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概要
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この研究は硬化したコンクリートの乾燥による収縮が原因で、コンクリートに入るキレツを防止することを目的とする。本文は、標準砂モルタルに、各種添加剤を加えて、乾燥による収縮をどの程度阻止し得るか、試験したもので、第1試験(材令4週迄)第2試験(材令40週迄)の2回にわけて行つた。試験した添加剤は次の種類である。第1試験(昭和27年6月開始)焼石膏(焼成温度による4種)・複塩(4種)・有機調味剤(4種)・無機混和剤(4種)第2試験(昭和28年7月開始)軟度良化剤(4種)・砂糖(2種)・赤泥(1種)焼石膏(6種)・アルミ粉(1種)研究は文部省科学試験研究費、建設省建設技術研究補助金の援助を受け、又東大綜合試験所内恒湿温室を利用した。
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1955-03-30
著者
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