151 加熱に伴う鉄筋コンクリートラーメンの変形と熱応力に関する実験的研究 : 第2報 加熱されたラーメンの強度と弾性の変化〜I(材料・施工)
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概要
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この研究は第1報で述べた高さ70cm梁間135cm断面b×D=10cm×15cm(1〜9φ)の閉鎖型ラーメントを用い、架構の梁を下端から急熱し主筋面の温度を300℃或は400℃としたものを冷却後1ケ月目に載荷試験して終局強度の低下、荷重と梁の中央撓みの関係、或は中央部の彎曲率と隅角部の回転角の変化をたしかめたものである。即ち一度急熱されたラーメンは終局強度の低下は比較的少ないが、既報の加熱梁、加熱隅角部或は角柱と同様低荷重時より変形の増加が著しく、殊にラーメンでは終局変形への途中で、その変形と残留変形を急増し屈曲点のあることを見出した。ただし今回は主に架構の梁の主筋面を300℃に急熱されたものについて報告する。
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1957-07-30
著者
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