2,4-Diphenyl-1,3-oxazoline類縁体のナミハダニTetranychus urticaeに対する殺卵活性のQSAR
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概要
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4-フェニル環上にさまざまな置換基を有する2,4-diphenyl-1,3-oxazoline類縁体のナミハダニTetranychus urticaeに対する殺虫活性を古典的なQSARの手法を用いて定量的に解析した.その結果,化合物の疎水性(log P_<o/w>)については最適値が存在し,その値は約7.1であることがわかった.さらに,誘起的電子求引性の高い置換基が導入されると活性が上昇するが,オルト位やメタ位に置換基が存在すると,活性にとって不都合であることが明らかになった.
- 日本農薬学会の論文
- 2006-11-20
著者
-
中川 好秋
京大院・農
-
鈴木 純二
Agro-science Research Institute Kyoyu Agri Co. Ltd.
-
丹治 功男
Agro-science Research Institute Kyoyu Agri Co. Ltd.
-
中川 好秋
Division of Applied Life Sciences, Graduate School of Agriculture, Kyoto University
-
太田 泰宏
Agro-science Research Institute, Kyoyu Agri Co., Ltd.
-
戸田 和哉
Agro-science Research Institute, Kyoyu Agri Co., Ltd.
-
戸田 和哉
Agro-science Research Institute Kyoyu Agri Co. Ltd.
-
太田 泰宏
Agro-science Research Institute Kyoyu Agri Co. Ltd.
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