分子生物学的手法を用いたカンムリシギダチョウ(Eudromia elegans)の性判別(その他)
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概要
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雌雄同型のカンムリシギダチョウ(Eudromia elegans)の性判別を,分子生物学的手法により試みた。シギダチョウ目とダチョウ目が近縁であることから,Huynen et al. (2002)が設計したダチョウ目性判別用プライマーを用い,新たにNested-PCR法による性特異遺伝子の増幅を行った。電気泳動の結果,雌において約350bpの性特異的DNA断片が得られ,本種の性判別が可能であることが明らかとなった。
- 日本野生動物医学会の論文
著者
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森角 興起
横浜市繁殖センター
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尾形 光昭
横浜市繁殖センター
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松本 令以
よこはま動物園
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小泉 純一
横浜市繁殖センター
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松本 令以
横浜市立よこはま動物園
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尾形 光昭
横浜市環境創造局繁殖センター
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