ウェブに腐食を受けた鋼桁のせん断強度について(工学)
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概要
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高度成長下において多数架設されてきた構造物の維持管理の問題がクローズアップされてきている.このような中で,鋼橋が腐食による損傷を受けた場合について,ライフサイクルマネジメントを図る上で,残存耐力を正しく評価する事が緊急の課題となっている.この論文では,ウェブが孔食あるいは腐食による減厚を受けたときの鋼桁パネルを対象とする.このような鋼桁パネルが荷重として主としてせん断力を受ける場合について,弾塑性有限変位解析を行なうことにより,パネルの残存耐力について検討する.併せて,せん断強度を得るだけでなく,大きなせん断変位を受けたときのパネルの挙動に注目するために,せん断強度到達後のせん断力の値の変化に注目した.その結果,安定的なパネルの挙動が明らかとなった.
- 2006-03-10
著者
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