応力性状から見た鋼桁パネルのせん断耐荷力について(工学)

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概要

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せん断力を受ける鋼桁パネルの耐荷力については、これまでに実験的にも理論的にも多数の研究が行われてきている。理論的研究については、崩壊モデルを仮定した解析法と弾塑性有限変位解析による非線形解析に大別される。後者による解析は、最近数例が報告されてきているが、複合非線形問題の複雑な問題であり、数としては多くない。この論文では、鋼桁パネルが主としてせん断力を受ける場合について、有限要素法を用いた弾塑性有限変位解析の結果を報告する。特に、応力性状に視点を当てて、パネルのせん断挙動特性との関係について検討を行う。影響因子としては、パネル縦横比、パネル幅厚比及びフランジ剛度を取り上げ、これらがせん断耐荷力に及ぼす影響について考察する。
舞鶴工業高等専門学校の論文
2003-03-10

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