完全三部グラフを用いたRAIDのアクセス順序
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
RAIDとはハードディスクドライブの処理速度と安全性を高める技術である.RAIDのアクセスコストを低減するため,Cohen等(2001)によってcluttered orderingという概念が導入された.これは,RAIDのinformation diskとcheck diskを完全グラフの辺と頂点に対応させてinformation diskの順序付けを考察する,というものである.また,Mueller等(2005)は,二次元のRAIDを完全二部グラフに対応させることで数理モデル化を行った.本稿では,完全三部グラフを用いた場合のRAIDのアクセス順序について報告する.
- 2006-07-03
著者
関連論文
- マルチ秘密分散法 (代数と言語のアルゴリズムと計算理論)
- 完全三部グラフを用いたRAIDのアクセス順序
- 効率的なRAIDのアクセス順序決定のための完全二部グラフのcluttered orderingの構成法
- RSA分散復号 (代数系アルゴリズムと言語および計算理論)
- 完全二部グラフを用いたRAID6でのDataとParityの配置 (代数、言語のアルゴリズムと計算理論)
- 完全二部グラフのcluttered orderingの構成(組合せデザインとその周辺における数理的基礎およびそれらの応用)
- A-6-17 3次元RAIDの数理モデル化と完全三部グラフのラベル付け(A-6.情報理論,基礎・境界)
- A-037 効率的な二次元RAIDのための完全二部グラフのorderingの構成(A分野:モデル・アルゴリズム・プログラミング)
- Combinatorial structure of group divisible designs and their constructions (Algebra, Languages and Computation)
- ベクトル空間アクセス構造を用いた秘密分散法 (代数と言語のアルゴリズムと計算理論)
- A-7-11 グラフベースの秘密分散法(A-7.情報セキュリティ,一般セッション)