交渉担当者選択問題と国際交渉の漸進性
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概要
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国際交渉のモデルとして最も広く用いられているRubinstain (1986)型の交渉ゲームでは、逐次型の交渉モデルにも関わらず、最初の提案とその受入で交渉が妥結する。しかし現実の国際交渉においては、交渉が繰り返し行われ、次第に双方が歩み寄ることで合意が達成される。本論文は飯田(1996)によるの交渉担当者選択モデルを拡張し、このような現実の交渉のあり方を説明するモデルを提示する。
- 2005-08-31
国際交渉のモデルとして最も広く用いられているRubinstain (1986)型の交渉ゲームでは、逐次型の交渉モデルにも関わらず、最初の提案とその受入で交渉が妥結する。しかし現実の国際交渉においては、交渉が繰り返し行われ、次第に双方が歩み寄ることで合意が達成される。本論文は飯田(1996)によるの交渉担当者選択モデルを拡張し、このような現実の交渉のあり方を説明するモデルを提示する。