三島通良(みしまみちよし)の論文「学制調査資料・就学年齢問題」(1902年)に関する一考察 : 学齢成熟をめぐって(第1部<特集論文>乳幼児期の発達課題と保育)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
The age at which children begin school is six years in Japan. It is a part of the Japanese educational system which has 130 year history since the proclamation of the "School System" in 1872. There has been very little historical research on the controversy of those times regarding school age. The author took notice of Michiyoshi Mishima's article: "Investigation Report of the Educational Systems: The Issue of School Age (1902)", which had not been researched in earlier literature. Mishima settled the argument of children's age and school readiness in his article. He maintained that six years was the standard age for beginning school in those days and proposed his concrete idea of educational contents and methodology for the first grade. This argument in the middle of Meiji period suggests a viewpoint toward educational reform today.
- 日本保育学会の論文
- 2005-08-30
著者
関連論文
- 子守学校における三島通良の知見の影響
- 091 就学年齢の根拠に関する一考察
- 201 農村の保育需要について : 長野県川上村の現状報告
- 184 1歳児. 2歳児前半の言語活動の特徴 その2 : 異年齢集団の現場から
- 261 1歳児.2歳児前半の言語活動の特徴 : 異年齢集団の現場から
- 子どもと共感しあい保育をとらえなおす(第12回児童文化研究大会 研究事例)
- 特集 座談会 変化の時代 保育の課題
- 明治中期における就学年齢の議論の背景
- 地域社会の特性と保育の関わり : 高原野菜生産地K村での3歳未満児保育の歴史からみた諸課題(第1部 地域社会の中の子ども)
- 明治中期における学齢未満児の就学禁止通達に関する検討(総合文化系)
- 三島通良(みしまみちよし)の論文「学制調査資料・就学年齢問題」(1902年)に関する一考察 : 学齢成熟をめぐって(第1部乳幼児期の発達課題と保育)
- 明治中期における就学年齢の議論に関する一考察(総合文化系)
- 「認定こども園」って なぁに?--保護者の立場からみた問題点
- 明治中期の教育雑誌にみる就学年齢の議論--『教育時論』の議論を中心に
- 048 A児, N児からみた2歳前半の言語発達について
- 305 幼児の言語活動について (その2) : 異年令集団の現場から
- 165 幼児の言語活動について : 異年齢集団の現場から
- 200 幼児期の口頭詩(こうとうし)についてII : 学童期への成長とのかかわり
- 幼稚園・保育園からみた幼保連携の課題と積極的可能性
- 三島通良『ははのつとめ』(明治22年)に関する一考察 : 家庭育児観の検討
- 私の主張 保育を受ける権利を守り、保育諸条件の向上をめざす視点--保育所懇話会への関わりから
- 保育実践における記録の意味--園内研修・職員会議、新指針の位置づけにもふれて (特集 記録をいかす園内研修・職員会議)
- 保育所保育指針・幼稚園教育要領の改定議論をどうみるか (特集 幼稚園教育要領と保育所保育指針の改定の論点をさぐる)
- 「自分でする力」の意味を問う--乳幼児期の子どもから見えること (特集 「自分のことを自分ですることの意味」を問う)
- 「幼保一体化」構想は何をめざすのか?--子ども、保育者、保護者の立場から考える (特集 幼保一体化の現状と課題)
- 専門職養成と実習指導の課題 : 事前・事後指導における諸課題の探究
- 「子ども・子育て新システム」と保育実践・子育て支援の課題 (特集 子どもの幸せを支える)
- 市場化される子育て・保育 : 「子ども・子育て新システム」を問う (特集 教育に政治が介入するとき : 大阪の「教育改革」批判)
- 共同研究「専門職養成と実習指導の課題」 : 各研究からの考察
- 明治中期の教育雑誌にみる就学年齢の議論 : 『教育時論』の議論を中心に