小笠原諸島産ミノガイ属の新種
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概要
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新種Lima ogasawaraensis n. sp.オガサワラミノガイ(新称)はミノガイLima vulgaris (Link)に最も近似するが、殻は小形(殻高18.4mm、殻長17.0mm、殻幅(合殻)11.6mm(放射肋上の鱗状突起を含む)(完模式標本)雪白色。殻表にはミノガイが20∿22本に対して17本内外の放射肋があり、肋間は肋より多少狭くて深い。肋上の鱗状突起は長くて先端は尖り反りかえる等の諸点で異なる。模式産地は小笠原諸島父島滝の浦水深約50m。
- 日本貝類学会の論文
- 1993-06-30
著者
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