ヤリイカ科のイカの分類・形態学的研究 V : Loligo sumatrensis d'Orbigny, [1835] の再記載
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概要
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パリ自然史博物館のご厚意でLoligo sumatrensis d'Orgigny, [1835]の模式標本を再記載する機会を得た。用いた標本は総模式標本の1個体で(ただし, 同博物館にはこの個体しか残っていない), 外套背長48mmの雌である。雌なので, 交接腕は観察できず, また, 吸盤環は多くが脱落していたが, 残っていた吸盤環などから判断して, 本種とヒメジンドウイカNipponololigo kobiensis(Hoyle, 1885)とは同一種である。
- 1984-10-15
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