粗珪酸を指標として測定したイケチョウガイの摂餌量および消化率について
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概要
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1) イケチョウガイの濾過水量を, 湖水中の浮遊物と糞中の粗珪酸を指標にして測定した。2) イケチョウガイの濾過水量は水温によって大きく影響され, 水温5.5℃のときは4.3l/1個1日, 14.5℃では9.3l/1個1日, 16.8℃では11.3l/1個1日, 22.7℃では14.7l/1個1日であった。3) 濾過水量より摂餌量, 消化率を計算した。殻長10∿12cmのイケチョウガイの摂餌量は水温5∿22℃においてはNで1.6∿7.3mg/1個1日で, 消化率は45%と考えられる。
- 日本貝類学会の論文
- 1966-06-30
著者
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