シグナル伝達系と薬剤感受性(セッションII,第20回日本肺癌学会肺癌ワークショップ)
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概要
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肺癌特異的に検出される変異型EGFRはgain of functionであり,下流シグナルの活性化により,発癌に寄与すると推察される.EGFRに対する高い親和性がTKIに対する高い感受性をもたらすと推測されているが,詳細は不明である.EGFR変異の頻度は,アッセイ系,サンプルに大きく依存するが,EGFR遺伝子変異と,EGFR-TKIの効果,とくに生存率との関連性は明らかでない.正常型EGFRを発現する肺癌症例におけるEGFR-TKIの効果を明らかにすることも今後重要である.
- 日本肺癌学会の論文
- 2006-06-20
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