障害者の食生活指導についての一考察 : 東京都多摩障害者スポーツセンター利用者の場合
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概要
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身体障害者の食生活指導をするため、東京都多摩身体障害者SP利用者の食生活調査を行い、その結果を検討して以下の様にまとめた。(1)SP利用者の1/3は脳血管疾患者であった。(2)SP利用者の運動習慣者の割合は健常者よりも高く、肥満者は健常者よりも少なかった。(3)3食の食事バランスの良い者が50%以上いたが、残りの者は食事バランスも悪く、食事パターンの無い者であった。又、病後の食生活が従来と変わらない者が56%いた。(4)体に障害を持ちながら自分で食事作りをしている者が1/3、一人で食べている者が1/4いた。(5)数量化I類でみて、肥満度の関連の高い因子は、栄養バランスの悪い者と、夕食の食事内容がパターン化してない者、岨嚼の早喰いをする者であった。
- 帝京短期大学の論文
- 1999-04-26