商船の栄養管理について(専門科目)
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概要
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商船の栄葉管理を考える時,まず栄養補給の実態把握をするべきだと女性の可能範囲での調査による結果2,3の知見を得た。1.使用食品中頻度の高い食品中ボンド肉利用により鶏骨付と牛肉の使用量多く,野采果物では比較的長期貯蔵に耐える食品が多い。調味料1日1人当り使用量からみると塩分30g余となり,日本人の平均使用量15gの2倍となっている。2.船員法・労働協約・実供給量と船員の荷重平均所要量のエネルギー値をみると前3者と荷重平均所要量にはかなり差がある。3.近年冷凍庫は増えつつあるが,全般的な見地からは普及度が低く企業間格差があるようだ。4.船員の健康保持及び健康増進に寄与する食生活をすすめるため,船内給食献立のマニュアル化をはかり,企業間格差の是正が望まれる。
- 1979-09-20
著者
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