偏極原子干渉計と量子位相の測定

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概要

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• 光との相互作用を用いて原子の波束を異なる内部状態に分割し重ね合わせる偏極原子干渉計は,量子数に依存して生じる量子位相の検出の有力な実験手段である.目的に応じて構成した空間領域や時間領域の偏極原子干渉計を用いて,アハラノフ・キャッシャー効果の実時間観測,スカラーアハラノフ・ボーム効果の検証,量子化磁場の方向を回転してベリーの位相の測定を行ったので,その成果を紹介する.

• 社団法人日本物理学会の論文
• 2006-05-05

著者

• 盛永 篤郎

  東京理科大・理工

• 盛永 篤郎

  東京理科大学理工学部物理学科

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