メタ認知を促したインターネット情報検索のための教示法の検討
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概要
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本研究においては,メタ認知を促してインターネット情報検索を効率的にするための教示法について検討する.実験1では,検索方略に関する教示を受けて検索し,検索についてレポートを書いたレポート群が,教示だけを受けた教示群よりも,自分自身についてのメタ認知的知識を多く示した.実験2では,レポート群は,1回目に比べて5回目において,少ない数のキーワードを入力し,より多くの有効なキーワードを入力した.以上の結果から,検索方略に関する教示に加えて,検索についてレポートを書いて自己内省させる教示法が有効なことが示唆された.
- 日本教育工学会の論文
- 2006-03-20
著者
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