固体NMRによる種子含有脂肪の非破壊的測定法 : 千葉大学分析センターの装置を用いて
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概要
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液体試料の測定を本来の機能とする千葉大学分析センターが保有する通常のNMR装置を用い,そのプローブを固体用に交換することにより,植物の種子をそのまま試料セルに詰めてスペクトルを得ることを試みた.いろいろな検討の結果高分解能スペクトルが得られ,種子貯蔵脂肪の化学構造,存在状態,発芽時の加水分解の状況,などについての情報を得ることが出来た.ここにその測定方法とスペクトルの例を紹介する.
- 千葉大学の論文
- 2004-03-31
著者
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関 宏子
千葉大学分析センター
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西野 栄正
園芸学部 植物構造学研究室
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永江 綾子
大学院薬学研究院
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関 宏子
千葉大分析センター
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島貫 真実子
園芸学部 植物構造学研究室
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桝飛 雄真
大学院自然科学研究科
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関 宏子
分析センター
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岡上 伸雄
園芸学部 植物構造学研究室
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