選択方法,喫煙習慣,健康診断受診歴,胃癌検診の死亡指数への影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
選択方法,喫煙,健康診断の受診そして胃癌検診の死亡指数への影響を概観した。社医による診査は嘱託医より良好な死亡指数であった。人間ドック等の健康診断を利用した選択方法は極めてすばらしい結果であった。喫煙の影響は70歳までは逓増性の危険が示唆された。今回の死因別調査では脳血管疾患,心臓疾患で悪性新生物より影響が大きかった。喫煙により不慮の事故や自殺による死亡も有意に増加していた。健康診断の受診歴は女性の喫煙群以外で有意に死亡指数を低下させていた。胃癌検診を含む健診はその他の健康診断に比しわずかな効果が認められたが有意差はなかった。
- 日本保険医学会の論文
- 2002-09-17
著者
関連論文
- 約款の医学的検討(その5)
- 高齢化,少産化社会と将来の生命保険
- 慢性透析療法の生命保険医学的考察
- HTLV-Iキャリアの死亡指数に関する検討
- 選択方法,喫煙習慣,健康診断受診歴,胃癌検診の死亡指数への影響
- 新たな会誌の門出を祝う(学会誌第100巻発刊お祝いの言葉)
- V_、V_QS型心電図の予後調査