当社リビングニーズ特約の分析(II)
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概要
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平成8年度に続き,リビングニーズ特約に関する検討・分析を行った。対象は平成6年4月から平成10年3月末までに請求のあった262例で,男性219例・女性43例であった。年齢分布では40歳代が108例で最も多く,40歳代と50歳代と合わせて全体の約8割を占めた。平均年齢は48.8歳であった。診断病名は殆どが悪性新生物であり,胃癌・肺癌が各2割で,以下大腸癌・肝癌と続いた。支払請求者の約3分の2は指定代理人からのもので,本人からの請求は30%であった。支払後生存期間の平均日数は165.6日であり,約3分の1は基準となる6カ月を超過していた。1年超の長期生存者も約1割あったが,疾患別・部位別に特徴的な傾向は認められなかった。
- 日本保険医学会の論文
- 1999-12-17