疾病障害特約支払請求事例の検討
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概要
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平成7年10月より発売を開始した疾病障害特約について,発売後2年間の支払請求事項を対象に,請求診断書,契約関係書類から,年齢,性別,責任開始日から発病までの経過日数,給付金額,該当身体障害状態,選択手段,原因疾患,支払該当の可否について検討を行った。支払請求例数は35例,支払該当は29例,非該当が6例であった。支払該当29例のうち,恒久的心臓ペースメーカー装着が8例と最も多く,次いで慢性腎不全による人工透析療法が6例,心臓の弁置換が5例,酸素療法の該当例はなかった。支払該当となった6例中3例と心臓の弁置換5例中2例に責任開始期前の発病が疑われた。
- 日本保険医学会の論文
- 1999-12-17