当社の蛋白尿,糖尿の死亡指数について
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概要
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蛋白尿・糖尿について,所見別に死亡指数を算出し検討した。対象は医師診査扱いのうち無条件及び蛋白尿,糖尿単独欠陥で限界体または標準下体となったもので,観察範囲は昭和56年から平成2年度までの10年間で経過契約件数は約254万件である。その結果,蛋白尿陽性の程度が強くなるほど死亡指数は高くなり,とくに(++〜)で高値であった。糖尿では,(+)(++〜)で高値を示し,女性が高い死亡指数であり,また逓増性傾向を示した。蛋白尿糖尿重複陽性群では極めて高い死亡指数を示した。
- 日本保険医学会の論文
- 1993-12-15