医務関係問題検討プロジェクト報告
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概要
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日本保険医学会は日本医学会の第33分科会に所属し,保険医学について調査研究を行っていますが,他方生命保険に関する医学分野の実務について理論的な根拠の提供や方法の開発に寄与しています。近年当学会会員は急速に若返ると共にその数が増えましたので,保険医学についての教育や人材育成が重要視されてきました。そのような時期昨年7月私は生命保険協会医務委員長を拝命し,医務委員会が抱えている主な問題を上げてみました。これらを検討することはその解決に役立つだけでなく,会員の教育・人材の育成にもなると思いました。そこで医務関係問題検討プロジェクトを設立することを医務委員(その大多数は学会評議員)にお諮りし賛成を得ましたので,早速各社から推薦頂いたメンバーと共に検討に着手しました。約半年間のごく短い期間でしたが,各メンバーは精力的に問題に取り組み一応のまとめが出来ました。各テーマについて本日その結果を発表頂きますが,会員各位もご意見がございましたら積極的にお申し出下さい。それらも考慮して最終的な報告書を作りたいと存じます。テーマは下記の通りです。なお全体のとりまとめは沼田輝夫(日本生命)氏に御願いしました。
- 日本保険医学会の論文
- 1989-12-15
著者
関連論文
- 第3次あり方委員会報告
- 当社疾病保険標準下体入院発生について(第一報)
- 当社疾病保険標準下体入院発生について(第二報)
- 医務関係問題検討プロジェクト報告
- 危険選択に関する今日的問題とそれに対する若干の考察
- これからの保険医学
- 血液検査の保険診査への導入(第二報) : 血液検査導入後,短期間の観察について
- 血液検査の保険診査への導入(第一報) : 導入に関する諸問題の解決についての経験
- 契約選択の構造 : 死亡危険の測定を中心として