ラフ集合決定則を用いた和歌の意味構造発見に関する研究(ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)シンポジウム)
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概要
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本研究ではラフ集合決定則を和歌に用いることにより,従来困難とされてきた和歌の意味構造の発見法を提案する。オントロジーを用いることにより、和歌の持つ特性を構造化し、明示的に表現する。和歌の意味構造を理解するため、難解な文法や修辞法の解説書は数多い。解説書の多くは現代語訳に加え、時代背景や作者の情報などといった解説を記し理解の助けとしている。ひとつの和歌をとりまく情報は離散的で、つながりが不明瞭である。和歌の印象を決めるのは言語情報や背景情報だけではない。和歌を詠んだときのリズム、強弱など音情報も和歌の印象に大きく影響を与える。和歌をとりまく情報はすべてが相互に関わりあっている。和歌をとりまく情報の集合を意味構造として表現するためラフ集合決定則を用いた。また意味構造をオントロジーによって視覚的に表現した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-03-15
著者
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