社会保障財源としての保険料と税
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概要
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憲法29条は、資本主義体制を保障し私有財産を認めるとともに、生活自己責任も要求する。将来発生するであろうリスクに備えるのは個人の責任であるが、現代社会は、社会保険という手法を用い、てリスクを分散し、生活自己責任を果たそうとする。その場合、財源として税が適するのか、保険料が適するのかが問題となる。理論上は保険料で賄うべきであるが、今日の年金の空洞化という現実に対処するには、基礎年金の財源は、全額税で賄う他はない。この際、税制はいかにあるべきであろうか。検討する。
- 成美大学の論文
- 2004-03-15