繰り返しショケ期待値の公式が成立する経済環境
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概要
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本稿の目的は、Schmeidler(1989)で提案されたショケ期待効用理論に対して、繰り返し期待値の公式が成立するような典型的な経済モデルを提示することである。 主要な結論は以下の通りである。すなわち、本稿で考慮する消費者の情報収集問題では、「閾値情報構造」と呼ばれる情報構造と、「指数確率容量」と呼ばれる確率容量を生じ、これらの仮定の下では、非加法的確率容量に対して「一回限りの期待値」は常に「折り畳み期待値」に等しいことが示される。
- 2004-03-31
著者
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