学部段階への社会人入学の現状に関する一考察 : 大学の属性の影響力の視点から
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概要
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学部段階への社会人入学は18歳人口の減少に伴う若年層からの需要の低下に直面する, 特に偏差値下位の地方の私立大学にとっては定員の確保という点からも, その発展が期待されてきた。しかし, 本論において実際に社会人学生がどのような機関に入学しているかを大学の属性の視点から明らかにしたところ, 威信の高い大学に志願者が多くあつまっていることがわかった。今後の研究課題としては, 社会人受け入れに向けての施策など経営努力的要因がそのような属性的要因にどの程度影響を持ちうるのかというテーマが残されている。
- 2004-09-30