外傷性視神経障害における型分類と治療法及び予後の検討
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概要
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外傷性視神経障害に対する治療法の選択について標準的な指針は現在のところまだ確立されていない。当科での治療方針の基本は個々の症例の視機能障害の程度を視野, 視力を中心に評価し, まずステロイド大量療法を行い, 視機能障害が強く画像診断で著明な視神経管骨折を認める症例にのみ緊急手術を施行してきた。従来より当科では視野障害をグループ別に分類して治療方針を決定してきたが, 今回再度その治療方針の決定方法を検討した結果, それぞれのグループにおいて治療予後予測することが可能であり, 治療方法の選択に役立つことが明らかとなった。
- 2003-03-31
著者
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関谷 善文
神戸大学院医学系研究科器官治療医学講座眼科:関谷眼科クリニック
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徳川 芳樹
三田市民病院眼科
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椋野 洋和
神戸大学院医学系研究科器官治療医学講座眼科
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椋野 洋和
神戸大学大学院医学系研究科医科学専攻器官治療医学講座眼科学
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徳川 芳樹
三田市民病院眼科:神戸大学院医学系研究科器官治療医学講座眼科
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