非行についての意識の違いに関する調査研究
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概要
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本研究では,非行経験のある成年群(以下,成年群と略記)と現職の保護司群を対象に,非行の原因,非行少年自身の問題点,今日の社会風潮,非行防止策,立ち直りの要件,などについて,アンケー卜調査および聞き取り調査を行った。アンケートには,内閣府(2001)が行った世論調査から八項目を抜き出し,そのまま用いた。その結果,調査研究においては全体的な特徴として,保護司群と世論調査の結果は類似の傾向を示した。一方,成年群と保護司群との間には,類似する項目とかなりずれのある項目が認められた。また,聞き取り調査においては,成年・保護司共にその処遇や非行防止の対策として,心のふれあいを重視していることか示唆された。
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