言語と言語学の本性を考え直す : Raimo Anttila 論文選集 (3)
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概要
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パース的意味での類像記号と指標記号という基礎的概念が, 変化を記述することおよび説明すること双方に対して最良の用具を与える, と主張されている。類像記号的指標・アイコン的インデクスという概念は, 同化, 形態音素論, 社会方言的発音変異, 文法的一致, そして, 意味変化を解明するために利用される。それらすべての場合に, 類像記号的指標記号は, 正確で洞察力ある説明を与える。類像記号的指標記号の概念の価値の一つの現実的立証として, 激しい語彙的変化が, コクニーの押韻スラングと, オーストラリアの回避 (例えば, 「義母」'mother-in-law') 言語の例を通して分析されている。類像記号的指標記号はまた, 一定の西欧的タブーとの平行関係を引き出すことを可能にする。それらの激しい語彙的変化の場合にさえも, 類像記号的指標記号は, 記述的および説明的用具としての基礎を保持し続ける。
- 1996-02-29
著者
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