おむつによる模擬体験の試み
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
社会福祉が私たちの生活と身近な関係であることを,学生たちに理解してもらうため模擬体験を実施した。具体的には,学生たちに一晩"おむつける"という模擬体験をすることによって,寝たきりの高齢者の気持ちや思いなどを想定してもらった。多くの学生が「高齢者の気持ちが少し理解できた」とか「心に響いた体験でした」などの感想を述べている。その意味では,個人差はあるにしてもほとんどの学生は高齢者の気持ちなどをまがりなりにも理解できたと思われる。なお,保育学科と食物栄養科の学生の間にはほとんどの差はみられなかった。
- 2005-02-28