現代の子ども像に関する一考察
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概要
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本研究は,現実の子どもの姿を通して人々が形成する子どもイメージ=子ども像に焦点をあてて,その今日的様相を子どもとの接触様態との関連から明らかにしたものである。結果,(1)人々は総じて否定的な子ども像を形成しているが,(2)子どもとの接触様態との関連で見ると,地域の子どもとのコミュニケーション頻度が高い者ほど肯定的な子ども像を形成し,マス・メディアとの接触頻度(テレビ視聴時間)が高い者ほど否定的な子ども像を形成していた。
- 2005-02-28
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