ゾルゲル法によるBaTiO_3微粒子の合成
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概要
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ゾルゲル液相法によって,アモルファス状のチタン酸バリウム微粒子を合成した.生成粒子の形態と構造をTEM,SAED,DSCおよびXRDによって調べた.熟成温度27℃で合成した生成粒子の平均粒径は27nmであった.生成粒子には粒子間接合が見られ,単分散粒子が得られなかった.母液のpH9.0もしくはEDTA濃度がEDTA/(Ba+Ti)=10.0の熟成条件のもとで,直径0.1〜1.3μmの単分散粒子が得られた.単分散粒子の生成は,母液中における溶解再析出機構によって行われるものと推察される.生成粒子は600℃でアモルファス状態から正方晶BaTiO_3に相変態する.
- 2005-03-10
著者
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