CAI教材「沐浴できるかな?」の開発とその教育効果
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概要
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マルチメディアの普及に伴い、本学部でもCAI教材「沐浴できるかな?」を作成した。今回、教育効果と今後のCAI教材の在り方及び活用方法を明らかにすることを目的として、承諾が得られた学生71名にCAI教材活用後に質問紙調査を行った結果、以下のことが明らかになった。1) CAI教材活用回数、実際に実習でアセスメントする際に活用する項目や自分がわからない項目を繰り返し学習していることから学生は主体的に学んでいた。2) 自由記述のキーワードによる分類は、CAI教材の学習目標 (1) 沐浴してもよいか否かの判断に必要な観察項目がわかる。(2) 新生児のバイタルサインの正常値および異常値がわかる。(3) 新生児の生理的変化がわかる。に関連する内容とほぼ一致した。以上の結果からCAI教材の活用により学生の主体的学びが促進されたとともに知識の確認にも有効的に活用され、教育効果はあったと考えられた。
- 2005-03-25
著者
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塚田 トキヱ
聖隷クリストファー大学
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神崎 江利子
聖隷クリストファー大学看護学部看護学科
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高橋 俊子
聖隷クリストファー大学母子看護学
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塚田 トキヱ
聖隷クリストファー大学成人・老年看護学
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松本 かよ
聖隷クリストファー大学母子看護学
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櫻井 文子
聖隷クリストファー大学母子看護学
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宮崎 昌子
聖隷クリストファー大学成人・老年看護学
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神崎 江利子
聖隷クリストファー大学看護短期大学部
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神崎 江利子
聖隷クリストファー大学 看護学部 看護学科
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櫻井 文子
聖隷クリストファー大学看護短期大学部
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